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SET VISIT 現場レポート[ 2005/10/20 ]

取材一日目


オアフ島ダイアモンド・ヘッド

2005年3月、AXNは「LOST」シーズン1終盤の撮影中のロケ現場を訪れ、取材を行ないました。
「LOST」の島でのシーンの撮影が行なわれているのは、ハワイ。最初にロケ地がハワイと聞いたときには、ハワイのどこの島かな、と離島を想像したのですが、撮影は実は意外にも、多くの観光客を集めるワイキキ・ビーチがあり、日本からも直行便が飛んでいる、あのオアフ島で行なわれているんです。

1日目は、東海岸で撮影されている、ジャングルの中でのシーンの取材。ロケ現場では、第21話に出てくる、シャノンとロックのあの緊迫したシーン(内容はまだ内緒!)の撮影の真っ最中。サイードとジャックとケイトも加わっています。

ハワイというとリゾートのイメージですが、いきなり遭遇したのは、過酷な撮影環境!現場に着いて、まず真っ先に渡されたのが、虫除けスプレーとゴム長靴!!それもそのはず、うっそうとした熱帯樹林のジャングルの中、蚊がつきまとい、雨のシーンのために上からシャワーを激しく降り注いでいるため、足場はドロドロ。常夏のハワイだと言っても、ほとんど日もさしこまないこの場所では気温もあまり高くなく、そんな中で、冷たい水にびしょぬれになりながら叫んで倒れるというハードなシーンの撮影が、冷えた身体を撮影の合い間にヒーターで温めながら、繰り返し繰り返し何時間も、カメラアングルを変えながら、日がすっかり暮れるまで続けられました。その撮影の過酷さといえば、サイード役のナヴィーンが風邪をひいて、翌日の撮影を休んだほど。

ジャングルのロケ現場 人工の雨で、
地面には深い大きな水溜りが
ジャングルシーンの取材には
長靴が必須

取材二日目


キャストがメイクや着替えをする
コンテナがずらっと並ぶ

2日目の取材は、打って変わって明るいビーチのシーンの撮影。ロケ現場はオアフ島のノースショアです。撮影されていたのは、これも第21話に出てくる、シーズン1の中でも、最もインパクトのあるシーンの1つ。○○○の○○○のシーンだったのです。(どんなシーンかはまだ言えません!)この日の取材の必需品は日焼け止めと大量の水です。強い日差しと乾燥した空気のため、すぐに脱水症状になってしまいます。

この日はほとんど全員が集まる場面。昨日の撮影で体調を崩してお休みしているナヴィーンを除いて。(実はこのシーンでは、ナヴィーン演じるサイードのセリフがある部分もあるのですが、その部分は別の日に撮影しています。とっても自然に編集されているのでわからないけれど、よーく見るとバックの海のトーンがほんの少しだけ違う、かも)ここでも、この1つのシーンを、ほとんど丸一日かけての撮影です。

取材を通じて、まずとても印象深かったのが、映像に対する深いこだわりと丁寧な撮影。この2日間で撮影された2つのシーンの映像は、本編で出てくるのは、それぞれ3分程度。この3分だけのために、なんとほとんど丸一日かけて、撮影が行なわれていたのですから!

緊迫した第21話の撮影中 ノースショアのロケ現場

ステリアスなストーリー、謎が謎をよぶこの作品では、情報管理も徹底されています。キャストが台本を受け取るのは、撮影の数日前とのこと。先のストーリーについても全く知らされておらず、この取材の時点で、シーズン1の最後がどうなるのか、キャストの誰も知りません。撮影はアメリカで放送しているエピソードの3~4話先なだけですから、キャストもTV視聴者と同じように、「ここは一体どこなんだろう??」と、各自の持論を披露しあって盛り上がっているんです。


キャストやスタッフ用のチェア

そんな、先がどうなるのかわからない状態で、撮影を支えているのは、プロデューサーやスタッフへの深い信頼。「LOST」では、話数が進むにつれて、それぞれのキャストの過去のエピソードがフラッシュバックされ、どんな人物だったのかが明らかになっていくのですが、人によっては、かなり先のエピソードまで過去のストーリーが出てきません。あるキャストは「撮影を始めてから5ヶ月間も、自分がどんなやつなのかわからなかった。そんな中で演技をしていくには、スタッフのディレクションを信頼しきるしかない。」と語っています。

いろいろなキャストへのインタビューの中で、特に共通して強く感じたのが、プロデューサー J.J.エイブラムスへの深い信頼でした。「彼は信じられないぐらいクリエイティブ!」「アイディアが次々に生まれてくるから、一緒に仕事をするのはとても楽しいよ」「J.J.エイブラムスが作ると聞いて、台本も何も見ずにオーディションに応募したよ」「それに、彼は良いスタッフを集めるのがとてもうまいんだ」と、賞賛にあふれたメッセージが誰からも出ていたのがとても印象的。

ランチ用のテントで、キャストも
スタッフも和気あいあいと食事中
今日のランチメニュー こんなお食事を食べながら
撮影してます

質の高い映像制作を求められる緊張感のある撮影現場ですが、そんな中でもキャストやスタッフの雰囲気はとってもなごやか。前述した○○○の○○○のシーンでも、キャスト同士がおたがいにデジカメで記念撮影をしあったり(なかなか無いシチュエーションですから!)、ジャックの叫び声に反応するジン役のダニエルに、子役のマルコムが「英語わかんないはずなのに、おかしーんじゃない?」って声をかけて、皆で笑いあったり。(ダニエルは本当は英語はネイティブ。)

ランチの休憩時間は、キャストもスタッフも一緒に、ランチ用に準備されたテントで食事。あのラブラドール犬のヴィンセントも一緒です。(ほんとはヴィンセントは雌犬なのでした。)取材班にも「Hi!どこから来たの?」とフレンドリーな声がかかり、撮影現場はとっても明るい雰囲気。

連日、朝から日暮れまでびっしりのハードな撮影スケジュール、そんな中で、子役のマルコム(子役は夜の撮影には制限があるため早めに終了)と犬のヴィンセント以外の、13人のメインキャスト全員がAXNのインタビューに応じ、とてもおもしろい話をたくさん聞かせてくれました!

広いロケ現場内での
移動にはカートを使用
無人島の設定ですが、ちゃんと
衣装用のコンテナも準備されています
衣装用コンテナの中には、
けっこう衣装がぎっしり

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