見どころHighlight

「ここまで人気が出るとは予想していなかった!」と関係者が口を揃えて言う「グレイズ・アナトミー」(05~)は、放送局のABCにとってもサプライズ・ヒットとなった番組。では、今やなぜ「放送時間には町から人がいなくなる」と言われるほどの注目を集めているのか?それは"泣ける医療ドラマ+笑えるラブコメ+ポップな音楽=「グレイズ・アナトミー」"の式に隠されている。

まず、医療ドラマとしての「グレイズ・アナトミー」(05~)はかなり説得力のあるもの。テクニカル・アドバイザーの指導により、リアルな医療現場の光景が作り上げられている。さらに、エレン・ポンピオらキャストたちはインターンの日常をカメラが追うドキュメンタリー"Hopkins 24/7"を鑑賞。それを参考に、患者のために奔走するメレディスの髪の乱れや徹夜明けのクリスティーナが見せる疲れた表情にまでリアリティを持たせたのだとか。そういった細部にこだわっているからこそ、医師と患者が織り成すドラマに泣かされることもしばしば。もちろん、インターン制度の中で闘志を燃やすメレディスらの心情も、実際の医師教育システム(※)制度に基づいて描かれている。

※インターンとは?
アメリカの場合、医師を目指す者は大学卒業後にメディカル・スクールへ。4年間通った後、ティーチング・ホスピタル(日本の大学病院のようなもの)で1年間のインターン研修を行う。2年目からはレジデントとして専攻分野の研修を開始。レジデント課程の期間は専門によって異なるが、全てのプログラムを終了した後にアテンディングと呼ばれる一人前のドクターとなる。「グレイズ・アナトミー」(06~)では、メレディスらインターンを指導するベイリーがレジデント、デレクらがアテンディングとして登場する。

そんな医療ドラマとしてのリアリティに、楽しく笑えるラブコメ要素を注入したのが「グレイズ・アナトミー」(05~)のすごいところ。企画&製作総指揮のションダ・ライムズはラブコメに定評のある脚本家として知られているが、その手腕を惜しみなく発揮している。確かに、シアトル・グレース病院を賑わす恋愛の狂乱は時に患者をゾッとさせるものではあるが、彼らが繰り広げているのはいわば"職場恋愛"。誰もが味わう恋愛の悲喜こもごもをウィットに富んだ会話劇の中で大仰かつコミカルに描き、ドラマチックな医療ドラマの一部に据えているのだ。だからこそ、デレクとの恋に悩むメレディスの姿も、メレディスへの片思いに悶えるジョージの姿も視聴者の感情の奥深くを揺さぶるものであり、幅広い共感を集めている。

さらに、「ラブコメの登場人物は魅力的であれ」のポリシーを掲げるライムズは、視聴者を各キャラクターに夢中にさせることにも成功。なかでも、セクシーな脳外科医デレク・シェパードは全米女性の憧れの的になった。演じるパトリック・デンプシーもピープル誌が選ぶ"最もセクシーな男性"に名を連ねるなど、セクシーアイコンとして人気爆発。青春映画のスターとして活躍した80年代以来の再ブレイクを果たした。彼だけでなく、レギュラーからゲストまで、多くの男性キャストが「グレイズ・アナトミー」(05~)出演時は魅力倍増。これぞ"「グレイズ・アナトミー」(05~)マジック"なのだが、その威力を確認するためにもぜひ、他の作品に出演している時の彼らと見比べてみてほしい。一方、エレン・ポンピオをはじめとする女性キャストが、女優の誰もが渇望するような、深みのあるキャラクターを演じる幸運にめぐりあえているのは言わずもがな。TV賞の常連となった彼女たちの活躍がそれを示している。

そして、「グレイズ・アナトミー」(05~)を包む素敵なラッピング、すなわち劇中音楽も作品を語る上で欠かせない要素。シーズン2の重要なシーンに使用され、放送終了後にセールスを急激に伸ばしたスノウ・パトロールの"Chasing Cars"やザ・フレイの"How To Save A Life"をはじめ、登場人物たちの心中を代弁するかのように流れる音楽が物語の感動を倍増させている。前出の2曲も収録されたサントラは、2007年グラミー賞にもノミネートされているのでチェックを。また、"A Hard Day's Night"(ビートルズ)と題された第1話を皮切りに、各エピソードのタイトルには有名アーティストの曲名が登場。そのことからも、スタッフの音楽に対するこだわりが伺える。

文/編集&ライター 渡邉 ひかる

キュートな魅力で、人気急上昇!
不思議な存在感をかもし出す、主演のエレン・ポンピオ

外科インターンとして、シアトル・グレース病院にやってきたメレディス・グレイ。母親が有名な外科医だったことにプレッシャーを感じながらも、一人前のドクターを目指して、日々奮闘する。そんなポジティブでチャーミングなメレディス・グレイを演じるのは、エレン・ポンピオ

マサチューセッツ州ボストン出身の彼女は、スーザン・サランドン主演の映画「ムーンライト・マイル」でメジャー作品への出演を果たし、その後もTV、映画で着々とキャリアを積んできた。やがて、本作の主演が決定し、05年から放送が始まるや否や、作品は瞬く間に大ヒット作へと成長。それと同時に、彼女の人気も急上昇していく。

プライベートでは、交際中のレコード・プロデューサーのクリス・アイヴェリーと婚約中(2007年10月31日現在)。ドラマでは、仕事も恋も研修中のメレディスを演じる彼女だが、実生活ではどちらも絶好調の様子。キュートな笑顔と、ナチュラルな魅力で親近感を感じさせる存在のエレン・ポンピオ

本作では、人間の「強さ」「弱さ」「優しさ」を見事に表現し、魅力溢れるメレディス像を作り上げている。そんな彼女のキュートでポジティヴな姿に魅了されること間違いなし!!

緊迫した病院内で繰り広げられる様々な恋愛、人間ドラマ!!

第1話、エレン・ポンピオ扮する主人公メレディスが初対面の男性と一夜限りの関係を結んでしまった翌朝からストーリーは始まる。そして、その男性は自分が初出勤した病院の脳外科医、デレクだった。最初は、職場で毎日顔を合わせるデレクの存在にとまどいを感じるメレディス。やがて、2人の関係は、同僚インターン、クリスティーナらにも知られてしまうことに。仲間からは、オペに参加するために上司と関係を持っていると誤解を受け、何度も関係を止めようとするメレディスだが…。そしてそんな矢先、メレディスを非難していたクリスティーナにも、ある大きな出来事が待ち受ける…。

インターンとして人間として、彼らが目の当たりにする現実!

インターンとして、やる気にみなぎる彼ら。しかし、自分が担当した患者が、治療の甲斐もむなしく亡くなってしまう現実、病気や死の宣告、医療の限界、そして時には無意識に発した発言や良かれと思い助言したことが、かえって患者を傷つけ、怒らせてしまうことも…。日々厳しい現実に直面し、インターンとしてだけではなく人間としても自分の未熟さに気づかされていく彼らは、それでも、次々と患者に接していかなければならない。

彼らが成長していく姿を、励まし応援したくなるようなエピソードも満載である!
ストーリーを彩り、心を揺るがす音楽!そしてエピソード・タイトルにも仕掛けが!

本作のエピソードの原題には、様々な有名アーティストの既存の楽曲名が採用されている。例えば、第1話の原題「A Hard Day's Night」はザ・ビートルズ、第3話「Winning a Battle, Losing The War」はキング・オブ・コンビニエンスなど、豪華有名アーティストの楽曲名が用いられている。(※タイトルのみの使用で、楽曲は挿入されていない)

また、各エピソード毎には、カーディガンズ、リサ・ローブなどの楽曲が挿入されており、場面や登場人物たちの喜び、悲しみ、緊迫のストーリーなど、様々な感情を盛り上げるのに効果的な役割を果たしている。

プレゼント

Twitter


アナログ多チャンネルをケーブルテレビでご覧の方へ 今が加入のチャンス>WEB割実施中!スカパーe2 AXNみるならひかりTV 海外ドラマをもりあげよう 不正コピー防止
株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント ソニー株式会社 ソニーのポイントプログラム