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WHAT'S CSI
全米メガヒット中!“「CSI:」3部作”とは!?

第1作「CSI:科学捜査班」(00~)、第2作「CSI:マイアミ」(02~)、第3作「CSI:NY」(04~)からなるのが、究極のミステリー・ドラマ「CSI:」の3部作だ!
米国では、3部作あわせて英語でCSI franchise(CSIフランチャイズ)と呼ばれる。
いずれも物語の中心は、謎にみちた凶悪犯罪と、その真相を暴く “科学捜査”の最新テクニック。もちろん人気ドラマには欠かせない、登場人物たちの魅力もたっぷりだ。
08 年春現在、全米CBSネットワークで「CSI:科学捜査班」はシーズン8(8年目!)、「CSI:マイアミ」はシーズン6、「~NY」はシーズン4が放送中だが、1つのドラマから2つ以上のスピンオフ(兄弟番組)が生まれ、いずれも大成功した例は、他にSFの「スタートレック」(66~05)シリーズやコメディの「ハッピーデイズ」(74~75)位しかなく、ミステリーに関しては「CSI:」と「ロー&オーダー」(90~)がツー・トップとなる。現時点で「CSI:」の全米視聴率は各「ロー&オーダー」(90~)のスピンオフを上回り、最強のミステリー・シリーズといえよう。

具体的に各「CSI:」の全米視聴率ドラマ部門(コメディ除く)における順位は(いずれもシーズン1から)、「CSI:科学捜査班」は4位(新番組中では1位)→1→1→1→1→1→1(6年連続トップ!)、「CSI:マイアミ」は4位(新番組中では1位)→3→3→5→5、「~NY」も第10位前後をキープし続け、シーズン3は第8位に上昇した。
CSIとはCrime Scene Investigation(犯罪現場鑑識)の略語。各「CSI:」は異なる土地の異なる警察の異なる科学捜査官・検死官を描くが、共通しているのはまず、これまでのTVミステリーが犯行の動機を重視したり、力による捜査で犯人をあぶり出してきたのに対し、「CSI:」は犯行現場の状況やそこで見つかった証拠を重要な手がかりにして捜査が進んでいく。日本では鑑識と呼ばれることが多く、地味な捜査のように思えるが、本当の科学捜査は最新テクノロジーの宝庫であるというのがまるでコペルニクス的転回だ。

「CSI:」を製作総指揮するのは、「アルマゲドン」(98)「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ(03~)、AXNで好評放送中の「コールドケース」(03~)などで知られる大物プロデューサー、ジェリー・ブラッカイマー。
ビジュアルやサウンドに精通したブラッカイマーらしく、「CSI:」は時にミクロの単位で展開する科学捜査の世界を、スケールたっぷりかつ迫力満点に掘り下げたのが最大の勝因であろう。
また、推理ドラマは1つのエピソードで1つの事件を取り上げるのが常識だったが、1つのエピソードで2つや3つの事件(それ以上の時も)を描くのも斬新でありスピーディ。
そして近年日本で当たっている海外ドラマ、AXNの大人気シリーズ「LOST」や、「24」などは連続ドラマでありノンストップで展開するが、「CSI:」は基本的に毎回オチがある1話完結形式なので、各事件の真相が究明されて終わることが多いのですっきりした気持ちになれる。もっとも、事件が実は只の事故だったり、犯人に逃げられることもあって、それらは現実の犯罪捜査の困難さを反映しており、社会派ドラマや人間ドラマとしての見ごたえもある。
それでは「CSI:」はどこから見たらいいのか? それには各「CSI:」の特徴をぜひ理解しておきたい。
文/アメリカTVライター 池田 敏









