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今だから明かせる!07年末に来日したホレイショ役
デヴィッド・カルーソの意外な素顔とは……!?

07年、慌ただしい年末。 筆者は耳を疑うような報せを受けた。それは「CSI:マイアミ」でホレイショを演じるデヴィッド・カルーソが来日するというものだった。

いつもなら12月はクリスマス休暇の直前まで働いているはずの米TV界の人気スターがこの時期なぜと一瞬焦ったが、ちょうどその頃、米国では全米脚本家組合がストをしており、「CSI:マイアミ」もストの影響で、カルーソらキャストに突然フリーな時間が出来たんだなとすぐに理解することができた。筆者は06 年夏にも本国のスタジオでカルーソに取材していたが、出番の合間に会えたカルーソに聞きたいことを全部は聞けず、失礼ながら内心、舌を鳴らしたのも事実。ならば東京でリターン・マッチだ!

でもってカルーソが泊まっていた東京・有楽町の超高級ホテル、ザ・ペニンシュラ東京の指定された部屋に行くと、生カルーソがやって来た!……と思ったらカルーソ、いきなり取材陣に何やら配り始めた。それはボブルヘッド(Bobblehead)というおもちゃ(?)のホレイショ版と、自身のサインが入った名刺(但し名前のみで住所などは無し)。来日したスターに何回か取材したことがある筆者だが、ここまでサービス精神旺盛な人をあまり取材したことがなく、それはそれ、楽しい時間を過ごせてもらった。なおリターン・マッチの結果は、「映画秘宝」誌の08 年4月号、「SCREEN」の08年3月号、今は亡き「ROADSHOW」誌の08年3月号などに書かせていただいたので、興味がおありの方はぜひチェックしてほしい。

生ホレイショ=カルーソに対して筆者が感じた発見は、これまでアクション中心に活躍してきた経歴がホレイショ役にもきっちり活かされていたこと(カルーソ・ファン必見の映画「プルーフ・オブ・ライフ」では英国の人質交渉会社――ロイズあたりの保険会社が雇っているんだろう――にまで行って役作りしたとか)、“次は悪党を演じてみたい”という挑発発言が飛び出すなど、これからも当分ファンを楽しませてくれると思ったこと、それとペニンシュラの窓から眼下のJRの線路をじーっと見下ろしていたことだ(鉄オタ?)。

何はともあれ、大勢の日本のファンが招待されたイベントで客席後方から現れて、予想通りファンに揉みくちゃにされながらそれを受け入れたプロ魂など、“働く大人”の魅力を印象付けたミスター・カルーソ。ハリウッドでスターの道を維持することの大変さを身をもって証明するかのようで、ぽっと出のスターたちにそれなりに裏切られてきた筆者としては彼らと正反対に、そのアダルトな魅力にあらためてクラクラさせられたこと(笑)が、まるで昨日のように思い出され、今後もホレイショ=カルーソを強く応援したいと思った次第だ。

文/アメリカTVライター 池田 敏

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