インタビューInterview
AXN: お名前と役柄を簡単に紹介していただけますか。
キャスリン: 私の名前はキャスリン・モリス。ジェリー・ブラッカイマーの「コールドケース」で、女刑事リリー・ラッシュ役をやっているわ。リリー・ラッシュは、コールドケースを担当すると決心した刑事で、全人生を他の人たちは忘れてしまった古い事件の解決に捧げているの。
AXN: 日本に来たことがあるそうですね。
キャスリン: 初めて来たのは21歳の時で、名古屋で仕事をしたわ。それに大阪でも。2ヶ月いたの。とても素晴らしい家族にめぐり合ったわ。私を家によんで泊めてくれたの。神戸ビーフも食べに行ったし、草スキーをするところにも連れて行ってくれた。とても楽しかったわ。
AXN: ジェリー・ブラッカイマーが作るTVドラマには、映画の雰囲気を感じますが、あなたが「コールドケース」に惹かれた理由もそこにありますか。
キャスリン: ええ、ジェリー・ブラッカイマーは、すべてを違ったやり方でやるだろうと分かっていたから、過去に遡る内容のドラマを作るとなれば、音楽にもお金をかけるし、映画のストックから本当にいいものだけを使うと思って、私は一層やりたくなったわ。彼は、私がリリー・ラッシュのキャラクターを発展させることを期待して、信頼してくれたの。私が「コールドケース」に出ることを決めたのは、彼の番組であることが大きな理由だったのは間違いないわ。
AXN: 実際にコールドケースを担当している人に会ってリサーチをしたのですか。
キャスリン: ええ。私のキャラクターは、フィラデルフィアの素晴らしい男性、本物のコールドケースの刑事ジェイムス・ティンバースをモデルにしていて、現在までずっと協力してもらっているの。彼と一緒に過ごして事件を調べ、どうやって刑事になったのか、何故コールドケースの捜査に実績を上げることが出来るのかなどを聞き、そしてポリスカーに一緒に乗って地域を走り回ったの。心の底では、彼はどうしてこの仕事が好きなのかということに興味があったので、個人的な質問を浴びせ続けてどこまで答えてくれるか楽しんでいたわ。あれは素晴らしい体験だった。誰かが、本当のことを喋ってくれるまで彼は20年も待っているのよ。ずっと待っているわ。家族と離れていなければいけないときもあるし、ある年に結果が出なければもう1年待つの。とにかく彼にはとても助けてもらっているわ。
AXN: 事件当時のヒット曲を使っていることが番組の魅力になっていますが、お気に入りの曲、あるいは好きなエピソードなどはありますか。

キャスリン: シーズン1では、「Churchgoing People」(第4話「靴下」)というタイトルのエピソードがとても楽しかったわ。非常に実験的で、殺人が起こったときとても衝撃的だった。特に教会に行ったために悲劇が起こったのだから。それから「Sherry Darlin」(第9話「サイン」)のエピソードが好きだわ。刑務所から私に電話をかけてきた男が、私を好きになるの。それで彼との間に異様な係わりが出来るのだけど、ちょっとあり得ないことなの。というのは、リリーがどうしてそこへ行ったのか分からないし、自分の個人的な生活がめちゃめちゃであるところを見せてしまうのだから。でもそのエピソードはとても面白くて人気が高かったから、シーズン2でその男「Sherry Darlin」(第9話「サイン」)のジェイムズは、刑務所にいてまた登場するわ。
AXN: ファッションとか音楽とか車とかに対するリサーチに大変な労力をつぎ込んでいることに驚かされますが、撮影のスケジュールはどうなっているのですか。
キャスリン: エピソードを撮影するのに8日かかるわ。それに撮影前の準備に大変な時間がかかるの。すべての時代について、車や音楽や服装の細かいところまでリサーチするのは大変よ。1940年と1946年には大きな違いがあるし、着ているものとかヘアスタイルも見ればすぐ分かるでしょう?だからそれぞれの分野で時代考証をする専任のスタッフがいて、彼らのオーケーが出てから撮影に入るの。
AXN: リリーの役作りについて、自分の考えを入れてやることは多いですか。
キャスリン: そうねぇ、始めの2シーズンではよく一緒に考えたり、アイディアを出し合ったりしたけど、シーズンが進むにつれて少なくなったわ。今では脚本家やプロデューサーがキャラクターを動かすような感じになっている。台本が手に入るのはぎりぎりになってからというのが普通だし、自分より他のスタッフのほうがよく知っていてびっくりすることも多いわ(笑)。
AXN: 彼女はあなたとは違いますが、共通点はありますか。
キャスリン: いくつか共通点があると思うわ。私はいつも正しいと信じていることをしているし、弱い人たちのために戦う人間だと思っている。リリーと同じくアイルランド魂がある。でも個人としての人生では彼女よりもっと幸せだわ。家族や友だちとの関係も上手くいっているし、恋愛問題でのトラブルもない。あ、彼女もロマンスのトラブルはないわね、ロマンスがないから(笑)。
AXN: そうですね、何もないですね。
キャスリン: でも彼女はワーカホリックの代表みたいなもので、その点演じるのがとてもやりがいがあるわ。それは男性にも女性にもあることだし、いつももっと掘り下げてみたいと思っているわ。
AXN: 共演者たちとの関係はどうですか。皆さん仲良しですか。

キャスリン: とても仲がいいわ。シリーズ番組の始めからこんなに皆が上手くいくというのはとても珍しいことだし、私は始めから4人の素晴らしい兄弟がいると思ってきたわ。私は彼らに言っているの。4人を合わせたら完璧な人間になるでしょうね、って。よく一緒にご飯を食べに行ったり、一緒に遊んだりする。シリーズが進むにつれ彼らの子供とも仲良くなっていて、仲間と親しくなるのはとても楽しいわ。一緒にいろんな活動をして家族のようになっている。こんな仲間と知り会えて本当に幸せだわ。
AXN: ありがとうございました。









