ララミー・プロジェクト
監督・脚本:モイセス・カウフマン
製作:デクラン・ボールドウィン
製作総指揮:アン・ケリー
1998年、ワイオミング州ララミーで、激しい暴行を受けた同性愛者のマシュー・シェパードが、フェンスに縛られたまま放置され、死亡する事件が発生。事件は、偏見によるヘイト・クライムとして全米の注目を浴び、住民たちにも深い傷を残す。モイセス・カウフマン率いるニューヨークの劇団員は、のどかな田舎で実際に起こったこの事件を舞台の題材にしようと、200人にも及ぶ住人たちにインタビューを始める…。
本作は、偏見によるヘイト・クライムとして全米中の注目を集めた事件を、ドキュメンタリー・タッチで描いた衝撃の実話である。
本編中、被害者となったマシュー自身が登場するシーンは一切なく、あくまでも彼を取り巻くララミーの住民たちの視点から、事件を描いている。この住民達のインタビューを基に構成されたオフ・ブロードウェイの舞台が実際に上演され、その手法をそのまま生かし映像化されたのが本作である。舞台の脚本・演出を務めたモイセス・カウフマンが、本作でも監督を務めた。2001年に日本でも舞台化されている。
実際の事件、実在の人物たちをリアルに演じた魅力的なキャスト達!
事件によりマスコミが押し寄せ、のどかな田舎での生活が一変したララミーの住民たち。その苦悩に陥る住民たちを演じているのが個性派俳優たちである。被害者マシューの友人を演じているのは、「モンスター」、「スリーピー・ホロウ」のクリスティーナ・リッチ。また、マシューを乗せたという住民には「ビッグ・フィッシュ」、「パルプ・フィクション」、「レザボアドッグス」などに出演し、際立った個性的なキャラクターを演じることで知られる怪優スティーヴ・ブシェミ。さらに、AXNで放送中の大ヒットTVシリーズ「LOST」に出演のマイケル・エマーソンが同性愛者お批判する牧師役で登場するなど、彼らを筆頭に多くの個性派俳優が住民役を演じ、事件の切なさやリアルさを表現している。
のどかな町、ワイオミング州ララミーで殺人事件が起こる。事件の被害者となったのは、同性愛者の青年マシュー・シェパード。犯人であるララミーの青年2人は、バーで出会ったマシューが同性愛者であることを知り、彼を騙して車で郊外に連れ出す。ピストルでマシューの頭を何度も殴ったうえ、フェンスに縛って18時間も放置。これにより、マシューは発見時、頭と顔に血がこびり付き、わずかに肌が見えたのは、涙の流れた跡だけだったという。そして、意識不明となったマシューは、再び目を覚ますことなく世を去った。
この事件は、同性愛者への偏見によるヘイト・クライムとして全米中で大きく取り上げられ、マスコミの取材陣が押し寄せる。のどかな様相を失った町で、ララミーの住民は傷つき、また犯人が同じ町の住民であることに怒りと悲しみを抱いていた。
そんな中、ニューヨークの劇団員たちが事件を題材にした舞台を作ろうと、ララミーにやって来る。劇団員のうち、3人が同性愛者。彼らは、住民からの強い風当たりを受けながらも、次々とインタビューを始める。それは、友人(クリスティーナ・リッチ)、大学関係者、牧師(マイケル・エマーソン)など、生前のマシューと関わりのあった住民たちから、第一発見者の青年、医師(ピーター・フォンダ)などの、彼を直接知らない住民たちにまで至り、彼らは、同情や批判、犯人への憎しみ等、それぞれ事件に対する思いを語り始める。そして劇団員は、その考えや思いなどを知ることで、自らも傷つきながら、事件の実態と真実に迫る…。
| 放送日 | 曜日 | 時間 |
| 2007-12-30 | 日 | 4:00pm |
TM & ©2007 Warner Bros. Entertainment Inc.




